上質な和空間で趣をじっくりと味わう~和室リフォーム~

和室は、温暖湿潤な日本の気候のなかで快適に暮らせるよう考えられた建築様式です。大量生産の建材を使って比較的安価に建てられる住宅が増えた現在でも、和室はしっかりと受け継がれており、日本の伝統やぬくもりを感じさせてくれます。

とはいえ、そういった大量生産されている“普通の和室”では飽きたらない本物志向の方、よりこだわった“自分だけの和室”で暮らしたい方もいらっしゃるでしょう。

東京都大田区蒲田や川崎市を中心に和のリフォームを手がける神山では、オーダーメイドの上質「和空間」をご希望の方へ、職人の手による天然素材を使った高級内装の和室リフォームをご提案しています。本物にこだわった心からくつろげる上質な空間を、あなただけのためにプロデュースする――それが神山の和室リフォームです。

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こだわりのふすま

和室の雰囲気と機能性に大きく影響を与えるのがふすまのしつらえです。当社では、この高いふすま張りの技能を持つ職人と手を組むことで、通常よりもワンランク上の和室リフォームをご提案しています。

ふすまに光る職人の技

本格的な和ふすまは、熟練の職人の手によって何層にも下張り(下地を張る作業)が施されていることをご存知でしょうか? 完成後には見えなくなってしまいますが、ふすまのグレードはこの下張りで決まるといっても過言ではありません。

本格的な和ふすまの張りの手順は、骨縛り、打ち付け張り、蓑張り、ベタ張り、袋張り(浮かし張り)、上張りといった6つの工程を踏みます。張り重ねられる紙ごとに微妙な調整が行われることで、高い防湿性・防臭性が備わるのです。この下張りがいかに丁寧になされているかで耐久性や美しさが決まり、上張りを張り替えながら何十年も使用することにつながるのです。

ふすま紙の最高級品~本鳥の子手漉き模様ふすま紙~

ふすま紙の最高級品とされるのが、鳥の子紙、それも職人の手による天然素材を使った「手漉き鳥の子紙」です。美しいだけでなく丈夫で長持ちする鳥の子紙は、外側からは隠れながら幾多にも重ねることでふすまの表面を奥ゆかしく彩る、まさに最上級の素材です。

宇野紙店 見本

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川庄 見本

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こだわりの障子

和室には欠かせない建具でありながら、モダンインテリアにも取り入れられているほど多くの方に親しまれている障子。製紙技術の発展・向上によって、現在はさまざまなタイプの障子紙が生み出されています。

当社の高級内装の和室リフォームでは、本格手漉き和紙による障子紙をご提案しています。障子紙の和紙に使う原料は、「楮(こうぞ)」を使ったものが最高級品とされています。

楮の手漉き和紙が生み出される過程は、職人の手によって原料を選別するところから始まります。慎重かつ丁寧に、手間暇かけて生み出される手漉き和紙は、風合いも強度も格別。採光性、通気性、断熱性も十二分に備えています。楮手漉き和紙の障子は、あなたの和室しっとりと雅に輝かせてくれるはずです。